わたし、寄り添う
~乳がんサバイバーのふたりから学んだ、
「ふたつの寄り添い方」~
日本人女性がかかる“がん”の中で最も多い乳がん。
「6人に1人」という現実。 他人事ではなく、遠くもない乳がん。
現在、日本人女性の乳がん患者は急増し、増加割合が高いのは40歳代で、
閉経前も閉経後も増加傾向にあります。
誰もが乳がんにかかる可能性がある今、私たち運動指導者ができることはないだろうか?
健常者だけではなく、運動が本当に必要とする人に適切かつ簡単な方法を届けるには?
例えば術後、退院してから自分で手軽にできる運動が、
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- 術後の回復をスムーズにすることができる
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- 本来の機能を取り戻すことで、精神的な安定と自信を得ることができる
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- ガンの抑制に関与することができれる
など、運動でできることは多くあるのではないだろうか?
そこで、私たちは2名の乳がんサバイバーさんに対し、自らの力でリカバリーする力を養うことを目的に約3ヶ月間(週に1回20分)からだバー®エクササイズを行い、その変化をリサーチしました。
運動処方だけではなく、術後の精神的なダメージや「話を聴いて欲しい」という、
心に寄り添う指導の結果、素晴らしい成果と自信を取り戻しました。
この度のフェスの目玉でもあるこの内容は、乳がんとともに前を向いて生きることの大切さ、そして、これからどう自分を活きていくのか?を考えられた乳がんサバイバーのお二人から学んだ "二つの寄り添い方" についてお届けします。
皆様にも、ぜひ視野を広げていただき、乳がんについて理解を深め、からだバー®の新たなるフィールドと社会性のある取り組みについて意識を向けて欲しいと思います。