『何故背骨のストレッチが、肩・腰・背中を楽にさせるのか』 背骨のストレッチを行なうとなぜ背中が楽になるのでしょうか。その一つには脊柱の本来あるべきナチュラルカーブ(生理的弯曲)を回復させるからです。日常生活で局部の使いすぎによる異常緊張や硬縮で、コリ固まり硬くこわばった筋肉をゆるませることで脊柱を元に戻し、ナチュラルカーブを取り戻せるからだと考えます。 私たちの背骨は姿勢を保つために重力に対抗しています。しかし、脊柱の前弯が強いとそれを矯正しようと筋肉や靭帯に必要以上に負担がかかり、疲労して肩コリや腰痛を引き起こすといわれています。背中の筋肉や靭帯を、それも重力の影響の少ない寝た状態でストレッチするので、より効果的に緩めることができます。そのため背中や肩や腰が楽になったと感じるのです。 一般の方でも背骨のストレッチの前後で、背中の状態を体感してもらうと、多くの人が「背中がフラットになった」「背中が床に沈み込む」といった印象を口にします。さらにストレッチポールの上で揺らぎのエクササイズをすると、背中がマッサージされてほぐされるでしょうし、サーモグラフィーによる背中の体表変化は、明らかに優位に働き、血行がよくなることが実証されました。 何よりも一番楽な寝ている状態がいいです。そして、寝ている状態は抗重力筋も働かせない背骨にも楽な姿勢なのです。「伸ばす」というストレッチの概念を『背骨のストレッチ』は「緩ます」に変えました。 そして『背骨のストレッチ』はさまざまな筋肉が一度に、短時間で、それも誰の手も借りずに自分の好きなときに好きな場所で「緩ます」ことができます。これって、とっても画期的なことだと考えます。